AP アシスタントプロデューサー|株式会社 工パブリック|総合出版物流通サービス 工藤グループ

新刊情報

AP アシスタントプロデューサー
  • 発売日:2021/08/18
  • 価格:1,650円(本体1,400円+税)
  • 形態:単行本(ソフトカバー) /240ページ
  • サイズ:18.8×12.8cm
  • ISBN:978-4-9911581-3-1
  • 発売:工(たくみ)パブリック

AP アシスタントプロデューサー

著者:角田 陽一郎

元TBSプロデューサーが、TV業界に生きる人たちをリアルに描いた青春お仕事小説、ここに誕生! !

25歳の駆け出しAP美南、剛腕プロデューサー上米、超絶人気アイドル島P、若き成功者フジエモン。
「これってもしや……」なキャラクターが勢ぞろい。

【以下、エピソード2より】
上米は目をぐばっと開けると、突然怒り出した。
「あなた、何言ってるんですか? 僕らをバカにしてるんですか」
それを聞いて、森沢は目を丸くした。
上米は続けた。

「僕らは森沢洋子に全部まるまる歌ってもらいたくて、番組に出て欲しいと今日お願いに来てるんですよ。
そこら辺の安いテレビ局の安直なテレビマンと一緒にしないでください。
あの長い長い、だからこその名曲『ひまわりのまわりで』を、13分まるまるフル尺で、僕らの番組でぜひどどーんと歌ってください! 」

森沢は心底びっくりして、そして感動しているように美南には見えた。
長年歌手活動をしていて、あの長い名曲全部を「フルコーラス歌ってください!」ってテレビマンにお願いされたのは、多分初めてだったんじゃないだろうか

そして、上米は続ける。
「でも森沢さんみたいな素晴らしい方に出演してもらって、僕らは恥ずかしい視聴率を取るわけにはいかない。なので、森沢さんがまだテレビでは話していない、あの恋人のエピソードを今回話していただけませんか」

森沢が人気絶頂の頃、不倫スキャンダルとしてかなり巷で話題になった、悲しいエピソードがある。
テレビで森沢がその話を語ったことは一回もない。

(続きは本文で)

〜著者プロフィール〜
角田陽一郎(かくた・よういちろう)
バラエティプロデューサー/文化資源学研究者
千葉県出身。千葉県立千葉等高校、東京大学文学部西洋史学科卒業後、1994年にTBSテレビに入社。「さんまのスーパーからくりTV」「中居正広の金曜日のスマたちへ」「EXILE魂」「オトナの!」など主にバラエティ番組の企画制作をしながら、2009年ネット動画配信会社goomoを設立(取締役~2013年)。2016年TBSを退社。
映画『げんげ』監督、音楽フェスティバル開催、アプリ制作、舞台演出、「ACC CMフェスティバル」インタラクティブ部門審査員(2014,15年)、SBP高校生交流フェア審査員(2017年~)、その他多種多様なメディアビジネスをプロデュース。現在、東京大学大学院にて文化資源学を研究中。
著書『読書をプロデュース』『最速で身につく世界史』『最速で身につく日本史』『なぜ僕らはこんなにも働くのだろうか』『人生が変わるすごい「地理」』『運の技術』『出世のススメ』他多数。週刊プレイボーイにて映画対談連載中、メルマガDIVERSE配信中。

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